2.債務整理と生活再建支援について

2−1 当事務所の債務整理に対する姿勢

 ただ借金を整理するだけで、借金を負った要因を取り除くことが出来なければ、再び、借金を背負うことになり、ヤミ金融にまで手を出してしまうことにもなりかねません。

 よって、生活の再建を第一に考えています。

 具体的には次のように考えております。

(1)同居のご家族には出来るだけ借金のことを打ち明けていただきたいと考えております。

 これは、生活再建というのは、同居家族の協力なくしてなしえないと考えているからです。
 例えば、家計管理一つをとってみても、家族全員の協力がなければ、毎月一定額の貯蓄をするのは困難です。 家族に借金のことを言い辛いというお気持ちがあったとしても、出来るだけ打ち明けていただくようにしております。ご家族の方にお越しいただき、借金問題は必ず解決できることや借金の整理方法について説明するとご納得いただけることは多いです。

 ただし、ドメスティック・バイオレンスや虐待を受けている場合は、話は別です。むしろ、借金の問題よりも、そちらの対応を急ぐ必要があります。

(2)「一部の債権者は整理しないで欲しい」というご依頼は、例外を除き受けないようにしております。

 一部の債権者のみ、約定どおり返済し続けることになると、債権者平等に反してしまいますし、一方で借金を返済しているのに整理しない債権者との間で取引を続けることになれば、詐術に当たる可能性もあります。
 また、一部の債権者を残してしまうことで、後々、その債権者が発端で、再び、借金を背負うことにもなりかねません。特に、ヤミ金融から借金をしている場合は内緒にせずに教えて下さい。ヤミ金融から借金していることを内緒にしていると、いつまでたっても生活再建はできません。

 (3)手続選択については、ご依頼者様の「意向」と「現実」を検討し、ご納得のうえ決定していただいております。

 例えば、「家を手放したくないので破産はしたくない。」という方がいます。十分な収入があり、住宅ローンを支払ったうえで、なおかつ、各債権者への分割払いを余裕を持っておこなうことができるのであれば、特に問題はありません。しかし、そうでない場合は、無理に分割弁済の計画を立てたとしても、それは絵に描いた餅になり、真の生活再建にはつながらないのではないでしょうか。
 なお、家計管理をして毎月一定額の貯蓄ができるかどうかが、手続選択をするうえで非常に重要なポイントになります。

 

 また、当事務所では、ご依頼者様の生活再建のために次のような支援をいたします。

 @借金を負った原因を取り除くことが出来るように支援します。

 例えば、
  ・ギャンブル依存が原因であれば、ギャンブラーズ・アノニマス(通称「GA」・ギャンブラーによる自助グループ)や医療機関等に
   繋げます。
 ・病気等で失業し収入がなくなったこと等が原因の場合、生活保護等のセーフティネットの利用について支援します。
  ※生活保護制度について(厚生労働省HP)  第二のセーフティネットについて(厚生労働省HP)

 A家計管理の支援を行います。

  ・毎月一定額の貯蓄が出来るように、家計簿の付け方などを説明させていただきます。
  ※家計管理をして一定額の貯蓄ができるかどうかは、手続選択のうえでも非常に重要なポイントです。
    一定額の貯蓄が出来ない場合は、分割弁済による債務整理はできません。絵に描いた餅になるからです。


 2−2 債務整理手続きの流れ

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